天草には、作品を手に取って選べる窯元や、絵付け・手びねりを体験できる窯元があります。天草大陶磁器展などをきっかけに、陶磁器や器づくりに興味を持った方もいるのではないでしょうか。
この記事では、天草市の「丸尾焼」と苓北町の「内田皿山焼」を中心に、作品の購入や陶芸体験、営業時間、予約方法、アクセスなどを紹介します。天草で窯元を訪ねたい方や、旅行中に陶芸体験を楽しみたい方が、行き先を決める際に役立つ情報をまとめました。
営業時間や体験内容は、工房の都合などにより変更される場合があります。訪問前には、各窯元の公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。
Contents
天草の窯元を比較|丸尾焼・内田皿山焼の料金・予約・営業時間
今回紹介する丸尾焼と内田皿山焼では、作品を見たり購入したりするだけでなく、事前に予約すると陶芸体験にも参加できます。
| 窯元 | 所在地 | 体験 | 料金 | 予約 | 営業時間 |
| 丸尾焼 | 天草市北原町3-10 | 絵付け、手びねり | 絵付け3,500円~、手びねり4,000円 | 2~3日前までに電話 | 10:00~17:00 |
| 内田皿山焼 | 天草郡苓北町内田554-1 | 絵付け | 650円~+送料 | 電話予約 | 平日8:00~17:00、土日祝9:30~17:00 |
※料金・営業時間は2026年10月15日時点で確認した情報です。体験の所要時間、対象年齢、作品の受け取り方法、送料などは予約時にご確認ください。
天草の陶磁器とは
天草は陶磁器の原料となる陶石の産地として知られ、多様な技法による器づくりが続けられています。窯元を訪ねる魅力は、色合いや手触り、手仕事の風合いを実際に確かめながら器を選べることです。
さらに、絵付けや手びねりの体験ができる窯元もあります。体験内容は窯元ごとに異なるため、事前の予約と確認が必要です。
丸尾焼|作品選びと陶芸体験を楽しめる天草市の窯元


丸尾焼は、天草市北原町にある窯元です。食器だけでなく、花器や茶器なども揃っており、窯元では直接作品を購入できるほか、職人による作品の説明を聞くことも可能です。
窯元で器を選ぶときは、正面から見たデザインだけでなく、手に持ったときの重さや縁の形、高さなどにも注目してみてください。普段よく作る料理や、手持ちの食器との組み合わせを考えると、日常で使う器を選びやすくなります。
丸尾焼でできる陶芸体験
丸尾焼では、絵付けと手びねりの体験が案内されています。
- 絵付け体験:3,500円~
- 手びねり体験:4,000円
- 予約方法:体験希望日の2~3日前までに電話
絵付けは、器に自分で模様などを描く体験です。手びねりでは、粘土に触れながら器の形を作ります。初めて参加する場合は、予約時に当日の流れや必要な持ち物を聞いておくと安心です。
工房の都合により、希望する日時に予約できない場合もあります。旅行日程に体験を組み込む場合は、早めに問い合わせましょう。
体験の所要時間、対象年齢、焼成後の受け取り方法、完成までの日数、送料については予約時にご確認ください。
丸尾焼の基本情報

- 所在地 〒863-0049 熊本県天草市北原町3-10
- 営業時間 10:00〜17:00
- 電話番号 0969-23-9522
- 定休日 年中無休
- 体験料金 絵付け3,500円~、手びねり4,000円
- 体験予約 2~3日前までに電話
- 駐車場 30台
- 天草空港から車で約10分
松橋ICから車で約1時間40分
熊本市から車で約2時間 - 公式サイト https://www.maruoyaki.com/
- Instagram @maruoyaki
内田皿山焼|苓北町で器選びと絵付け体験

天草郡苓北町内田にある内田皿山焼は、江戸時代から続く歴史ある窯元。実用性と美しさを兼ね備えた器づくりが魅力。展示ギャラリーを通して作品を見比べたり、購入前に手に取って質感を確かめられます。
苓北町方面で出かける予定がある方は、営業時間や営業日を確認したうえで、窯元への訪問を行程に加えてみてはいかがでしょうか。不定休のため、訪問前の電話確認がおすすめです。
内田皿山焼でできる絵付け体験
内田皿山焼では、予約制の絵付け体験が案内されています。1名から受け付け、最大15名まで対応しています。
- 絵付け体験:650円~+送料(九州内¥1,000、その他実費)
- 予約方法:電話
- 受付人数:1名~最大15名
- 所要時間:約30分~
- 完成品:窯元での受け取り、または郵送
体験料金のほかに送料が必要です。完成までの日数については、予約時に確認してください。複数人で参加する場合は、希望日時と参加人数をあわせて伝えましょう。
内田皿山焼の基本情報
- 所在地 〒863-2505 熊本県天草郡苓北町内田554-1
- 営業時間 平日8:00~17:00、土日祝9:30~17:00
- 電話番号 0969-35-0222
- 定休日 不定休
- 体験料金 絵付け650円~+送料
- 体験予約 電話
- 駐車場 20台
- 天草空港から車で約40分
松橋ICから車で約2時間20分
熊本市から車で約2時間50分
富岡港から車で約10分 - 公式サイト https://uchidasarayamayaki.co.jp/
- Instagram @uchidasarayamayaki
初めて窯元巡りで確認したいこと
体験は事前に予約する
絵付けや手びねりは、工房の制作予定などにより体験できない日があります。希望日、参加人数、希望する体験を伝え、予約できるか確認しましょう。
子どもと参加する場合は、対象年齢や保護者の付き添いが必要かどうかも確認が必要です。
作品の受け取り方法を確認する
陶芸体験で作った作品は、その場で持ち帰れるとは限りません。焼成後に店頭で受け取る方法や、指定した住所へ発送してもらう方法などが考えられます。
予約時には、次の点を確認しておくと安心です。
- 完成までにかかる日数
- 店頭受け取りか発送か
- 送料が体験料金に含まれているか
- 旅行後の住所に発送できるか
購入する器の用途を考える
器を選ぶ前に、どのような場面で使いたいか考えておくと探しやすくなります。
取り皿、主菜用の皿、鉢、カップなど、用途によって使いやすい大きさや形は異なります。電子レンジや食洗機に対応しているかどうかも作品ごとに異なるため、購入時に確認してください。
営業日と交通ルートを確認する
天草の窯元は各地に点在しています。丸尾焼は天草市街地や天草空港から比較的訪ねやすい一方、内田皿山焼は苓北町にあります。複数の窯元を巡る場合は、地図で位置関係と移動時間を確認しておきましょう。
案内されている移動時間は目安です。道路や天候、観光シーズンの混雑状況によって変わる場合があります。
第22回 天草大陶磁器展(10/31~11/4)と窯元巡りの組み合わせ方
天草大陶磁器展は、地元の窯元が一堂に集まるイベントです。
2026年の「第22回 天草大陶磁器展」は、10月31日(土)から11月4日(水)まで、天草市民センター・体育館で開催されます。
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第22回 天草大陶磁器展の開催概要
| 開催日 | 2026年10月31日(土)~11月4日(水) |
| 開催時間 | 9:30~17:00 |
| 最終日の時間 | 16:00まで |
| 会場 | 天草市民センター・体育館 |
| 住所 | 〒863-0033 熊本県天草市東町3 |
| 駐車場 | 365台 |
| 主催 | 天草陶磁器の島づくり協議会 |
| 問い合わせ | 0969-32-6786 |
| 公式ページ | 天草大陶磁器展公式ページ |
土日祝日は駐車場の混雑が予想され、公式ページでは乗り合わせが呼びかけられています。出展者や会場内の企画、体験の申込方法、中止・延期などの最新情報は、来場前に公式ページでご確認ください。
出展窯元一覧は公式ページで確認できます。
イベント会場で気になる作品や窯元を見つけ、別の日に窯元を訪ねる方法もあります。その場合も、営業時間や予約の要否を事前に確認しましょう。
水の平焼など、天草の他の窯元もチェック

天草には、丸尾焼や内田皿山焼以外にも複数の窯元があります。ソラモネでは、水の平焼の特徴や作品について紹介する記事も公開しています。
水の平焼について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
関連記事:天草陶石の最高峰「水の平焼」完全ガイド
訪問前チェックリスト|予約・料金・受け取り方法
- 営業時間と定休日を確認した
- 臨時休業がないか確認した
- 陶芸体験を予約した
- 体験料金と送料を確認した
- 所要時間を確認した
- 作品の完成日と受け取り方法を確認した
- 駐車場と交通ルートを確認した
- イベントの開催日と会場を確認した
- 購入したい器の用途を考えた
- 電子レンジや食洗機への対応を購入時に確認する
天草の窯元巡りに関するよくある質問(FAQ)
Q. 陶芸体験は当日の飛び入り(予約なし)でも参加できますか?
A. 基本的に事前予約が必要です。丸尾焼は体験希望日の2~3日前まで、内田皿山焼も事前の電話予約が案内されています。工房の都合により受け付けできない日もあるため、予定が決まり次第早めに問い合わせましょう。
Q. 体験で作った作品はその日のうちに持ち帰れますか?
A. 当日の持ち帰りはできません。絵付けや手びねりで作った器は、後日「焼成(焼き上げ)」の工程を経て完成します。完成後は再び窯元を訪れて受け取るか、自宅へ郵送(別途送料が必要)してもらうのが一般的です。
Q. 天草大陶磁器展などのイベント期間以外でも、直接窯元で作品を買えますか?
A. はい、各窯元に併設されたギャラリーの営業時間内であれば購入可能です。ただし、内田皿山焼のように不定休の場合や、制作の都合で臨時休業になることもあるため、訪問前には電話で営業状況を確認しておくと安心です。
購入と体験から天草の器を楽しもう
天草の窯元訪問は、器を買う楽しみだけでなく、絵付けや手びねりの体験を通して、職人の技や地元の歴史に触れられる特別な時間です。丸尾焼では絵付けと手びねり、内田皿山焼では絵付けなど、窯元ごとに独自の体験が用意されています。
また、複数の窯元の作品を一度に見比べたい方は、天草大陶磁器展に足を運んでみるのもおすすめです。作品の購入、陶芸体験、イベントへの参加など、ご自身の旅行プランや目的に合わせて天草の陶磁器の魅力を味わってみてください。
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最新情報確認日:2026年10月15日
営業時間、定休日、料金、体験内容、イベント情報は変更される場合があります。訪問・参加前に、各窯元またはイベント主催者の公式サイトや電話で最新情報をご確認ください。



